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Freshwater - ニュージーランド フライフィッシング
作者 Administrator   
1月〜2月にかけては、セミとドライフライの季節です。6番位の針に(といっても日本のドライフライフックでは折れてしまいます)ディアー ヘアーなどで作ったシケーダパターンが有効です。他にも、ニュージーランドでは最強のドライフライと呼ばれるロイヤルウルフにアダムス、クイルゴードンな どの定番ドライフライがよく効きます。ある程度フィーディングレーンから離れても追っかけて食べることさえあるので最後まで気が抜けません。このころなら 6番ロッドなどが楽しいでしょう。

5月〜7月にかけては、スポーニングランを釣っていきます。この時期なら 70cm以上の10ポウンダーも夢ではありません。ビーズヘッドのヘビーニンフと薄ピンクやオレンジなどのグローバグが最高の組み合わせです。特にタウポ は特別に重いフライを使用します。日本の方はあまり想像がつかないと思います。ですので客観的な説明をしましょう。

8番の太軸の針にコパーのビーズヘッドをつけて0.25のレッドワイヤーを30cm以上巻きこみます。それだけで、太さ5mm程のボディーになるので、その表面をスレッドで巻いて最後に表面をエナメル質のコーティングで仕上げて出来上がりです。

要するに、フェザー等は一切使いません。タウポ湖に流れ込むトンガリロ川は日本で言うと鮎を釣るような押しの強い流れなのです。しかも、鱒たちはこの時期 ボトムに着いています。その川底に喰わせのフライを流し込むには、どうしてもこのようなフライが必要になるのです。技術的には、「普通のニンフでもできる 人よ」と言う人はいるかもしれませんが、慣れないうちはまず不可能です。

このヘビーニンフの針に40cmほどのティペットを結びその先端にグローバグを結びます。テーパーリーダーはフライの沈みが悪いので使いません。この釣り では、良いときには一箇所で20本もの50cmオーバーが釣れる事もあります。しかし、スポーン中の群れは次々に場所を変えていくので、群れのいる場所を 見つけるのが難しい釣りです。

タウポのスポーニングの釣りでは、かなり強い竿が必要になります。何せルアーロッドでも投げることができるくらいのヘビーニンフなので腰の弱い竿では思う ように操れません。8番前後の強めの竿が向いていると個人的には思います。更に、シンキングラインのタイプ4をシューティングヘッドにしてストリーマーを 使って釣るやり方も有効です。その場合もタックルは8番でよいでしょう。

10月後半からの、 スメルトの釣りは北島のフライフィッシングの名物でもあります。スメルトを追って鱒たちがバシャバシャと跳ねる所を見つけてはキャストしてスローリトリー ブしていきます。水面直下で捕食していることが多いため、現地の人たちはフローティングラインで釣っている人も多いくらいです。個人的にはタイプ2の シューティングヘッドの方が距離が出るので愛用していますが、あまり釣果に差はない気もします。

それ以外の時期でも、川なら6番、湖なら7〜8番が扱いやすいでしょう。私のお勧めとしては、一本だけ持ってくるなら、6/7番ロッドに6番のフローティ ングラインと7番のシンキングのタイプ2と4。二本持ってくるなら、スローアクションの6番にフローティング1本と8番にフローティングとシンキングのタ イプ2と4です。



フライ

フライに関しては、前述のヘビーニンフとグローバグ、それに喰わせのスタンダードニンフ(ヘヤーズイヤーやフェザントテイル等)の14番〜10番を太軸に巻いてたくさん持ってきてください。

ドライは前述のもので大丈夫でしょう。ストリーマーはパーソンズグローリー、グリーンオービットがなんと言ってもよく釣れます。後は、グレーゴースト、ミセスシンプソンなども信頼できます。もし、クラシックフライで釣るなら、パーソンズグローリーの代わりはプロフェッサー、グリーンゴーストの代わりはグリズリーキングでしょう。それに、ピーターロスが何かとよくつれます。

色々とありますがスタンダードをしっかりとまいてくる事が成功の近道でしょう。

ドライフライ
ロイヤルウルフ 10〜14番
ブラックハンピー 10〜14番
アダムスパラシュート 12〜14番
メイフライパターン茶色 12〜14番
シケーダ(1月〜2月) 8〜10番
カディス 10〜12番
ビートル(11月〜2月) 12〜14番

ニンフ

ヘアーズイア−ニンフ 10〜14番(ウェイト)
フェザントテイルニンフ 10〜14番(ウェイト)
ビーズヘッドヘアーズイアー 8番(レッドワイヤー0.25を30cm巻いた超ヘビー)
グローバグ薄ピンク/オレンジ/グリーン 12〜14番(ノーウェイト)
カディスピューパ(白アブドメン) 12〜14番(ノーウェイト)
カディスピューパ(緑アブドメン) 10〜14番(ノーウェイト)

ウェット

ピーコッククィーン 6〜8番
ピーターロス 6〜8番
プロフェッサー 6〜8番
ダンケルド 6〜8番
シルバーサルタン 12番

ストリーマー

タウポタイガー 6番
グリーンオービット 6番
グレーゴースト 6番
ブラックゴースト 6番
ウーリーバガー(オリーブ) 6番
ウーリーバガー(黒) 6番


ドライフライでも、太軸の針を使ってください。
ヤマメや岩魚用のドライフライフックではまず折れるか伸びるかします。


ライン


フライラインは前述の通りですが、ティペットは4X以上しか使いません。それ以下は不要です。ウェットやストリーマーなら2X以上です。
ドライをする人は、3X 12フィートに4Xか3Xを1m、ニンフ、ウェット2X 9フィートに3Xを付け足して使います。ストリーマーは1X 7.5フィートに2Xを1m付け足してください。

タウポ湖の場合はラインシステムが特別で、フローティングラインの先端にブレイデットループを付け、ブレイデットループにインジケーターとティペットを直 接結びます。ティペットは一個目のフライまでが約10フィート、その下の喰わせのフライまでが50cm程度の長さです。インジケーターはタウポ周辺で購入 した方が良いでしょう。