Home Freshwater 淡水 フライフィッシング ボウズにならないために!
ボウズにならないために!
ニュージーランドで釣りをするとなると誰が行っても簡単に巨大な魚が釣れてしまうと思いがちなのですが、案外そうでもありません。典型的な失敗例を書いておきますので、ニュージーランドで初めて釣りをしようと思っている人たちは是非参考にしてください。

1. 日本と同じ感覚で魚に近づく

ニュージーランドの鱒たちは基本的にワイルドな魚です。管理釣り場や養殖場で人を見慣れた魚とは違い、警戒心が異常に強いのです。それを日本と同じ感覚で不用意に魚に近づいてしますと簡単に釣り場は駄目になってしまいます。

釣りガイドが川にそっと近づき始めたら、ちょっとの間じっとして待っておきましょう。釣りガイドは魚がどこについているか具体的に知っています。だから何気なく歩いているようで、魚には見えない角度で川にアプローチしているのです。
それを、気付かず一緒に歩いてしまうとただでさえ警戒心の強い大型のワイルドトラウト達は一気にどこかへ行ってしまいます。服は派手な色を避け自然に溶け込む色にしましょう。特に白や黄色は魚にばれやすいです。


2. 高番手のフライロッドの扱いに慣れていない。

日本で主流の3番中心の釣りだけに慣れている人たちのキャスティングとメンディングに慣れている人たちは、6〜7番をしっかりとターンさせてポイントに送 り込む技術が残念ながら出来ていません。今までに何人ものお客様が「僕のキャスティングは大丈夫です」と言いつつ、現場に着くとキャスティングで苦しん で、みすみす目の前の魚を取り逃がすというケースが如何に多いかことか。
6〜7番で20m以上を出す練習と、メンディングでしっかりと6〜7番のラインをドラグフリーで流す練習をしておいてください。そうすれば、初日からバシバシと大きな魚を引き出すことが出来ます。

3.ガイド選びはしっかりと
NZは小さな島国で、そこに住む人間も田舎ものです。だから、外界を知らないダメガイドもかなり存在しています。ダメガイドの見分け方も知っておいてください。

1.約束を守れない、ちゃんと答えない
メールでやり取りなどをしているときに、いつまでに返信を出すとか、書いた質問にちゃんと答えていないガイドは、ダメガイドの可能性があります。そういう人は概して口ばかりが上手く、時間にルーズで、こういった釣りをしたいといっても、させてくれなかったりというトラブルが起きることがあります。

2.やたらと自分の技術を自慢する
ガイド本人は釣りの腕がいいのは当たり前です。それを異常に誇示するタイプは、大抵一緒に釣りに行って楽しくないタイプです。
この手のガイドは、お客さんが釣れないときには、「客の技術が問題なのであって自分は悪くない」ということが多く、お客さんが自分の言ったとおりに出来ないと、怒ったりイライラしたりします。楽しい釣りの時間を過ごすには、この手のガイドを避けるのが賢明です。

4.釣り場では素直に
お客さんで釣れない方にありがちなのが、日本のスタイルを押し通そうとする方です。日本スタイルで釣れることもありますが、大型魚の多いNZでは魚の付き場も、流すポイントも層も、アプローチも違います。
それでも、日本ではこうすると釣れるからとといって頑張ってしまうと、釣れないサイクルに陥ってしまいます。
何匹か釣って、その場所のスタイルが完全に分るまでは、地元のガイドや釣具店の店員の言うとおりにしてみてください。
釣らなければ、分らないことって沢山ありますから。

5.魚とのファイティングの練習を
NZで釣りをして、掛かるんだけど上げられないという方は、魚とのファイティングに問題があることが多いようです。日本の方は、フライフィッシングでは掛かってしまえば終わり的な思考の方が多いのですが、NZの釣りでは掛かってからが勝負です。
大きな差なの場合には、特に次のことに気をつけてください。
1.ラインを握らない
フライラインを強く握ってしまって、魚が走った瞬間に切れることが多いので、軽くテンションをかけるか、いっそリールだけでやり取りをする方がバラシは少ないです
2.竿を脇下で、固定しない
竿の本来の弾力を最大に発揮させて、なおかつ手でも突然のダッシュに耐えるためには、脇を締めずに腕を動かしてやり取りをします。そうすることでラインに常に一定のテンションを掛けてください。常に竿が同じくらいに曲がっていることが重要です。

日本を出る前に、ボラやコイでやり取りの練習をしておくととてもためになります。

こういったことを事前に意識していれば、NZに来てもあぶれることは少ないでしょう。

6.常に先手を
大物の魚とのやり取りは、後手に回ると手が付けられません。
魚が動く前に手を打つようにファイトしていきます。
つまり、魚が右に向きそうなら右に竿を倒し、左に向きそうなら左に倒し、走りそうなら、自分も一緒に同じ方向に走らなければなりません。
同じ場所でじっとしていると、魚の攻撃の言いなり(後手を打つ状態)になります。
いったんそうなると、魚に目茶目茶に動かれて、ばらすのが落ちです。
常に先手を打って行く気持ちが大切です。