Home Freshwater 淡水 フライフィッシング 釣り方
釣り方

釣り方の前に、NZに来る際は6番や7番をしっかりと振れる様に練習してきておいてください。
まだ、慣れていない竿やラインでやり取りすると、魚をロストしがちです。特に一日目は多くの方が、ロストの連発に会います。日本でコイなどを6番で釣ってしっかりと練習しておけば、無敵の釣りが出来ます。

ニンフ
ニンフを使った釣りでは、魚の層に如何にフライを入れるかが最初のキーポイントです。
特にレインボーは流芯の深い層に、ブラウンは脇の流れの中にいることが多く、ここにフライが流れなければ釣れません。
ですので、軽いニンフはほとんど使い物になりません。
ヘビーかミディアムヘビーだけでいいでしょう。

まずは、フライとインジケータを同じ流れに一直線に乗せることから始めます。一直線に流れていなければ横のドラグが掛かってしまいます。ドラグが掛かっても食うこともありますが、フッキングさせる確率を上げるには、ニンフとインジケータを同じラインに置くことを心がけてください。

そのためには、フライが着水したら、インジケータをロールキャストで一度持ち上げて、フライと同じレーンに置きなおします。フライが左右に引っ張られずに流れていったら、第一ステップは終了です。
それができたら、次にはフライ先行で一直線に流してみてください。キャスト後に、一直線になったフライラインをロールキャストで上流側に送り込むようにメンディングします。
それで、フライとインジケータが同じレーンに入っていればポイントにゆっくりと流し込むだけです。

ポイント付近にフライから沈んでいくと、深い部分のゆっくりとした流れと、表層の速い流れの差のおかげで、インジケータとフライがちょうど上下に来るはずです。そのあたりが、食わせるタイミングです。
魚の目の前に綺麗に入れば6割がた貰ったも同然です。
アタリは、インジケータが水中に鋭く引き込まれるか、ゆっくりと、でも生体反応がある動きでインジケータが水中に入っていくかです。アタリがあったら、余分なラインをすぐに回収してしっかりと竿で合わせてください。

ドライ
基本的には、日本のドライフライと同じアプローチです。魚の真上をナチュラルドリフトしていれば、魚がやる気さえあれば反応します。
魚の上流1mから魚の後ろ50cmまでの1.5mナチュラルドリフトすればそれでOK。逆に、無理してドラグをかけて3m流すより、ずっと釣れます。
流す際には、しっかりと合わせられるように手前の無駄なラインのスラックはメンディングして取っておきましょう。
魚がフライを咥えたら、ゆっくりと3つ数えてからアワセを入れるか、ティペットが魚の体の後ろ側付近まで周ったのを確認してから合わせてください。どちらにせよ早合わせではまず乗りません。しかもアワセは竿に重みが乗るくらいしっかりとです。
ニンフにしろ、ドライにしろしっかりと合わせないとバラシの原因になります。
ティペットを切るくらいの勢いで合わせても3Xだから簡単には切れませんが、軽いアワセだとすぐにばらしてしまいますよ。

ウェット
カディスが出る時間の帯のウェットは、水面直下をかすかなドラグを掛けられたフライが流れていくのが理想です。その際には、横のドラグではなく、上流へのかすかなドラグが掛かっているのがベストです。
魚の上流部からウェットフライがダンスをするようにして下流に流れてライズ付近を通過すれば、かなりの可能性で竿にズドーンアタリが来ます。そしたら、無理に合わせるのではなく、魚の動きを止めるような感じで合わせてください。ウェットで釣れる魚はサイズもでかく、パワフルな魚であることが多いので、ここから魚の動きをどうやって封じるかに専念してください。ジャンプなどはバラシの原因になるので、魚にジャンプさせないようにするのが重要です。そのためには竿を下にやったり横に倒したりして上手くかわして行きます。

ストリーマー
湖でのストリーマーの釣りは、魚の動きを見ることが一番重要です。釣れる時には必ず、ライズ(魚のチェイスの方が多い)か回遊の姿が見えるものです。魚のサインを見つけたら、そこに周辺に投げてゆっくりとリトリーブしてください。アタリは、竿ごと持っていくような強いものか、ヌルーと重くなる感じのはずです。
アタリがあったら、フライラインをしっかりと手繰って合わせます。竿であわすと2回目のチャンスがなくなってしまいますから、しっかりとラインで合わせてください。
魚が乗ると、時に猛烈な勢いで魚が走ってバッキングまで一瞬で引き出して行ったりします。あわてずにリールでやり取りすれば大丈夫です。湖の魚は川の魚とは比較にならないほど、泳力があるので2Xティペットでも甘く見ると痛い目に逢いますよ。

ダブルハンド
パワーウェット
12~15ftの8番~10番ロッドに、シューティングヘッドのタイプ3か4くらいを11mつなぎ、ランニングラインを30mほど取って使います。
フライは、オレンジ系、赤系、ピンク系、黒系のサーモンウェットフライの6番くらいと、プロフェッサー、ピーコッククイーン、ピーターロス、クイーンオブザウォータースなどのウェットフック6か8番のタンデムにして使います。ティペットには1Xか2Xを使用します。リーダーの全長は5~7ftくらいの方が使いやすいです。

やや強めの瀬を越えるようにして投げ、フライをターンさせたら、ゆっくりと流れに乗せて竿を送り込む感じです。
活性の高い魚がいれば、一発でズドンと手ごたえがあります。
アタリがあっても、食い込むまではあわせないようにして、完全に食い込んだら走りをとめるようなアワセでフッキングさせます。

レイクのシューティング
湖では、前述のパワーウェットのと同じタックルで、シンクレートがタイプ1があればOKです。ティペット用に、2Xと1Xをよく使います。
NZの湖の釣りは、チェイス(ライズ)やテイルリングを釣るパターンが結構多いので、タイプ1を使って、表層を狙います。3cmくらいのオリーブか黒の細めのストリーマーを使って、ライズめがけて投げていきます。
アタリは、手にしっかりと来ますので、そしたらしっかりとラインを引っ張って合わせてください。湖は70cm近い大物も多く、トロフィーサイズを上げることも希ではありません。

スペイ
NZではまだスペイは本格的には確立されていません。
ただ、トンガリロ川、ランギタイキ川、モハカ川、ランギティキ川などの本流では可能性が十分にあります。
8~10番のスペイシステムを持ってきてください。

スペイで狙う場合、現在一番有効だと思われているのは、5mくらいの2xティペットをフライラインの先端に結び、更にその先に50cmの3xフロロを結んで食わせのニンフをつけるやり方です。フライラインの先端にはブレイデッドループをつけて、ブレイデッドの輪の中に、大形のヤーンのインジケータと先ほどのティペットをつけます。
ねらい目は、大型河川の大きなプールのそこ付近です。インジケータが、水底に触る感触が出てきたらアタリが出る可能性がアップします。