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釣り方
ギズボーンのヒラマサ実際に釣ると分るのですが、NZの海は信じられないほど魚影が濃いんです。ジグを落としてもフォーリング中にすべての食われてしまうため、底が取れないなんていうこともしばしばあります。だらか、海に出ることが出来れば、ボウズで終わる人はいません。(かつて女性を含めジギングでボウズはいません)
むしろ、群れの中からいかにして20kgを越えるヒラマサを取るか、その方がNZでの釣りのテーマです。
NZのヒラマサのシャクリ方の基本は、ワンピッチジャークです。ただ、とにかくキレのある動きをさせないと、食ってきません。
同じルアーを使っても、一人は入れ食い、もう一人は沈黙なんて事もあり得ます。その場合、釣れない方の人はキレがないシャクリ方をしている事が多いです。
超大型のヒラマサのタナは、大抵底近くです。まずは、海底までしっかりとジグを落とし。海底から15シャクリしていったん止め、反応がなければもう一度落としてまた15回ほどしゃくります。これを3、4回繰り返して大型の狙っていくのです。手を止めた瞬間がバイトの瞬間であることも多いのでしっかり釣竿でアタリを感じてください。
あたっても乗らないときには、そのまま何度か速いしゃくりをやって反射食いをさせます。
これでヒット率は激増です。

超大型は、ゴツンなんて派手なアタリ方はあまりしません。むしろ根がかりしたときのように、竿が堅いものに引っかかったようなイメージです。実際に、根がかりと勘違いする方もかなりいます。(海の真ん中の中層で根係なんてしませんが)
小型(10kgクラスまで)は一直線に走っていくのに対し、20kg以上はまずノロノロと動き始め、徐々に加速していきます。10mほどのゆっくりとした加速の後に、スドンズドンと首を振っている気配があったら、15kg以上と思っていいでしょう。
NZの釣りはそこからが勝負。20kgのヒラマサは並大抵のパワーではありません。とにかくリールをしっかりと巻くことが重要です。自分では出来ているように思っていても、実際にはかなりの方が、ポンピングが上手くできていません。竿を下げる際にも、しっかりとプレッシャーを掛け続けながらポンピングしないと、魚が下を向くチャンスを与えると、一気にのされてしまいます。最強の竿とリールでプレッシャーを掛け続けてください。
とにかく、体全体を使って引き上げるようにしないと腰を痛めてしまいますから、膝と腕の動きを利用して全身を有効に使いましょう。
魚が見えてきても安心は出来ません。大型ヒラマサは、5m以内から何度もランを繰り返します、その度にまたポンピングです。
魚がギブアップするまで、手を抜かずしっかりとファイトしてください。

時にバラクーダが、猛烈に釣れることがあります。コイツは、歯が猛烈に鋭くて、アシストフックを引きちぎったり、ジグごともって言ったり、PEとリーダーの接点に噛り付いて、高切れを起こしたりします。こういうときには、層を変えるか場所を変えるかして、猛攻をかわします。
ヒラマサはバラクーダの下の層に入っていることも多く、ここを上手く攻めるのも、上手な逃げ方です。
アクションでも、ヒラマサと釣り分けることも可能なので、ヒラマサとクーダ(バラクーダの現地でのあだ名)を釣りわけられるリズムを見つけることも一つの鍵です。

底物は、やはりしっかりと底を叩いて釣っていきます。
後は、船頭の腕次第でしょう。
それが、王者の魚Kingfish(英語でヒラマサのこと)に対する礼儀です。